ちょっと、
ごきげんななめ
こまの、ちょっとご機嫌ななめ ・ 2026年9月
こまより
わたしにもね、ちょっとご機嫌ななめの日があるんだ。散歩がみじかかったり、かまってほしいのにスルーされたり。人間みたいに、ネチネチ根に持つわけじゃないよ。でも「今、ちょっとイヤなんだ」って気持ちは、ちゃんと出てるの。気づいてくれたら、すぐ立ち直れるからね。
犬にも、"きげん"はある?
結論から言うと、犬にも気分の良し悪しはあります。ただし、人のように「昨日のことを根に持つ」タイプの複雑なふてくされ方ではなく、「今、この瞬間の不満・退屈・不快」がそのまま態度に出る、というイメージ。
だからこそ、サインに早く気づいて対応すれば、すぐに機嫌は直ります。まずは、不機嫌なときの4つのサインから。
不機嫌なときの、4つのサイン
① そっぽを向く・無視する
名前を呼んでも反応せず、顔をそむける・視線をそらす。わざとらしく背を向けることも。「今はかまってほしくない」「ちょっと不満」の、いちばん分かりやすいサインです。
② ため息・「フン」と鼻を鳴らす
ドスンと寝そべって、大きなため息。「フンッ」と鼻を鳴らすことも。退屈や、期待が外れたときに出やすい、"やれやれ"の気分のあらわれです。
③ 反応が、にぶい
いつもは飛びつくおやつやおもちゃにも、のってこない。動きがゆっくりで、元気がなさそう。気分がのらないサインですが、体調不良と見分けにくいので注意が必要です。
④ こもる・わざとイタズラ
別の部屋やハウスにひとりでこもる子もいれば、逆にわざと困らせるイタズラで気を引こうとする子も。どちらも「かまって」や「不満」の、不器用な表現のことがあります。
なぜ、ふてくされるの?
よくある理由は、こんなところ。
・期待が外れた(散歩が短い、遊んでもらえると思ったのに)
・かまってほしいのに、構われない(さみしい・退屈)
・環境の変化やストレス(来客、模様がえ、生活リズムの乱れ)
・体の不調・疲れ・痛み("不機嫌"に見えて、じつは具合が悪い)
飼い主が、すべき対応
- 責めない・叱らない。不機嫌を叱ると、余計にこじれます。まずは、そっと受けとめて。
- 構いすぎず、いつも通りに。過剰にご機嫌取りをすると「不機嫌にすればかまってもらえる」と学ぶことも。落ち着いてから、ふだん通りに接する。
- 原因を、見直す。運動は足りている?かまう時間は?最近、環境が変わっていない?心当たりを、ひとつずつ。
- 気分転換をつくる。散歩や遊び、スキンシップで、モヤモヤをリセット。楽しい時間が、いちばんの薬。
「不機嫌」に見えて、じつは不調かも
元気がない・反応がにぶい・食欲がないなどが続くときは、機嫌の問題ではなく、痛みや病気が隠れていることがあります。犬は不調を隠す生きもの。「いつもと違う」が続くなら、動物病院で相談を。
まとめ
不機嫌なときのサインは、そっぽを向く/ため息・鼻鳴らし/反応がにぶい/こもる・イタズラの4つ。人のように根に持つのではなく、"今の不満"のあらわれです。
大切なのは、叱らず、原因を見直し、楽しい時間でリセットすること。そして、元気のなさが続くときは、体の不調も忘れずに。こまの小さな「イヤ」に気づけると、仲直りは、あっという間です。
だいじなおやくそく。この記事は一般的な情報です。元気・食欲のなさや、反応のにぶさが続くとき、また痛がるそぶりがあるときは、動物病院で相談してね。