フレンチブルドッグの
「体重管理と毎日のごはん」
健康寿命を、いちばんのばすケア ・ 2026年9月
こまより
わたしの特技は「なんでも食べること」。でもね、フレンチブルドッグは太りやすい犬種で、体重は健康にすごく大事なんだ。ちょっと重いだけで、呼吸も、腰も、夏の暑さもつらくなる。だからパパは、わたしのごはんをちゃんと計ってくれてる。むずかしくないよ、いっしょにおぼえてね。
なぜ、体重が大事なの?
太りすぎは、フレブルにとって"見た目"の問題ではありません。呼吸(短頭種の気道)・関節や腰・心臓・糖尿病、そして暑さへの弱さまで、ぜんぶ悪化させます。
研究では、体重を10%減らすだけで呼吸がラクになるとされ、慢性的な肥満は寿命を縮めることも分かっています。逆に言えば——適正体重を保つことが、いちばん効くケアなのです。
適正体重の、見かた(おうちでチェック)
体重計の数字は個体差が大きいので、"体の状態"で見るのがコツです。おふろ上がりなどに、そっとさわってみてください。
- 肋骨(あばら):手で軽くなでて、強く押さなくても骨を感じられればOK。見えるほど浮いていたら痩せすぎ、さわっても分からなければ太りぎみ。
- 上から見る:あばらの後ろに、ゆるやかな「くびれ」があるか。まっすぐ寸胴なら、太りぎみのサイン。
- 横から見る:おなかのラインが、うしろに向かって少し上がっているか。下にたるんでいたら注意。
※ ちょうどいい体重は、その子の骨格で変わります。うちの子の目安は、動物病院で「ボディコンディションスコア」を見てもらうと確実です。
毎日のごはんと、おやつ
- 量は、きちんと計る。袋の目安を出発点に、体の状態を見て微調整。「なんとなく」で増えがち。
- おやつは1日のカロリーの10%まで。低カロリーなもの(きゅうり・にんじん・ブロッコリー・りんご少量など)がおすすめ。
- 人の食べ物・食卓のおすそ分けは、控える。塩分やカロリーが高すぎます。
- 家族みんなで、ルールを共有。こっそりあげる人が1人いると、一気に太ります。
- ダイエットは、ゆっくり。目安は週に体重の1〜2%まで。急な減量は体に負担。
- 運動も適度に。ただしフレブルは暑さに弱いので、涼しい時間に短めで。(→ 夏の暑さ・熱中症の記事もどうぞ)
あげちゃダメな食べ物(中毒)
- チョコレート/ぶどう・レーズン/たまねぎ・ねぎ類・にんにく
- キシリトール(ガムやお菓子に)/アルコール/カフェイン
少量でも危険なものがあります。食べてしまったら、すぐ動物病院へ。
だいじなおやくそく。この記事は一般的な情報で、診断や治療ではありません。適正体重・ごはんの量・減量の進め方は、その子に合わせて動物病院で相談してね。急な体重の増減は、病気のサインのこともあります。